一眼動画は外部マイクが必須!一本目はRODE VideoMicroがオススメ
一眼動画で、スマホとは一味違った動画を撮影してみたものの、ボフボフという風の音が入り込んでしまい外部マイクの購入を検討されているのではないでしょうか?そんな初心者の方にRODE VideoMicroがおススメです。
低価格で、「普通」の音質
「マイクなんかに高い金は出せない!」と思っているのではないでしょうか?私も一眼レフを初めて買ったばかりの頃は、そうでした。ウン十万円もするものは今でも持っていませんが、RODE VideoMicroは7,000円ほどでウィンドシールド(モフモフの毛)、ショックマウント付き、電池も不要!他には何もいりません。これ一つ購入しておけば当分他はいりません。「普通の音質」というのはネガティブな意味ではなく、一眼動画で最低限の音質で音を収録するために、外部マイクを装備してはじめて「普通の音」が撮れると思います。
とくに風の音は下でも記載していますが、ウィンドシールドが無いと使い物になりません。
そういった意味でRODE VideoMicroは普通に音を収録する為のマイクとしては最適だと思います
ウィンドシールドで風の音をカット
ウィンドシールドとは、マイクに被せるモフモフした毛のカバーことで、風が吹いた際に、風が直接マイクに当たるのを防ぎます。またショックマウントも付属(Rycote 製 Lyre ショックマウント)。これはカメラからの振動を吸収するため、グニャグニャした柔らかい素材でマイクを支えるパーツのことです。これが無いと、カメラやレンズを操作した振動がゴソゴソと録音されてしまうのです。
この2つで余計なノイズを軽減できるというわけですが、これらが別売りというマイクも珍しくありません。
オートフォーカス音の軽減
カメラやレンズによっては、オートフォーカスの「カリカリ」という音を拾ってしまうことも問題です。 カメラのボディに搭載されている内臓マイクだと、マイクの位置を調整できないので、回避不可なのですが、 通常は、上の写真のようにカメラのホットシューにハンドル等を取り付けてレンズから少し距離を離した位置にRODE VideoMicroをセットすれば だいぶオートフォーカスのノイズも軽減できます。電池不要!
これは意外に重要なポイントで、電池で電源で動くタイプのものはそれだけパワーも違うのですが、普段使いするには電池交換が面倒だという問題も去ることながら、中には「電池切れ」がパッと見でわからないものもあり、撮影中突然電池が切れてマイクがOFFになるなんてことがあるのです。そうなった場合、無音の動画が収録されることになりますのでちょっと厳しいですよね; そういう意味でも、カメラから電源を供給されるタイプのRODE VideoMicroは安心です。カメラの電源を切ればマイクもOFFになりますし、余計な心配はいりません。
気軽に使える指向性
マイクには指向性という特徴があり、簡単に言えばマイクを向けた方向の音だけを録音するのか、 向けた方向の周囲の音も録音するのかということです。前者は、ガンマイクなど単一指向性と言って狙った方向だけの音を強く拾い、周囲の余計な音をカットできますので、インタビューなど特定の声だけを録音したい場合に適していますが、 RODE VideoMicroの指向性(カーディオイド型と言う)は狙った方向とその左右広く音を拾う特性があるので、 良くも悪くもルーズに録音できます。
街を散歩しながら撮影すれば、街の雑音も聞こえますし、マイクの後ろ側で喋った会話も 聞こえます。とは言え、もちろんマイクを向けた音を大きく録音できます。
付けっぱなしでも気にならない小型サイズ。
付属のカールコードも重要
あとは、やはりこの小型サイズ。ガンマイクなど縦長のマイクに比べるとほとんどタバコくらいの長さで、ウィンドシールドをつければ丸いモフモフだけがカメラにくっついている感じのミニマルな外観です。個人的にはこのミニマルさ加減が普段使うマイクとしては大げさじゃなくて気に入っています。また、重要なのが付属されているカールコードです。カメラのマイク入力に繋ぐコードがクルクルとカールしていて 邪魔にならないのがかなり良いです。引っかかってもビヨーンと伸びてくれるので破損しにくいです。ただ、私はこの付属の赤いコードだけがどうも嫌だったので別売りの黒いコードを買ってしまいましたが笑
デメリット
あえてダメな点を挙げるとすれば、ホワイトノイズはあります。 ホワイトノイズとは「サー」という無音部分に入るノイズのことです。高級なマイクはこれが無く、とってもクリーンな音が撮れたりするのですが、それはそうです、だって高いんだもん笑まぁそこまでの高音質を求めている人はこの記事を読んでいないでしょうけれど。。 ただ、各社編集ソフトにはノイズ除去の機能が大抵ついているので、その過程である程度の除去も全然可能です。
しかし映画やドラマなどを制作したい場合で、セリフをクリアに収音する必要がある場合は、もっと品質の高くて指向性のあるマイクが必要だと思います。
感想
初心者だけとは言わず、中級者のサブマイクにも使える全部入り万能マイク
- 1万円以下の低価格。コスパ良し
- 電池不要
- ウィンドシールド、ショックマウント、カールコード付属の全部入り
- 小型サイズ
購入された方はきっと長く愛用できるマイクになると思いますよ!