dji RS2 初見レビュー

久々にdjiのサイトを見て、なにやら新製品が出るということを知ったがRonin-Sで間に合ってるしと思いつつ機能をチェックすると、 気になるものがいくつかあったので、思わず購入してしまいました。dji RS2!コンボセットだとフォーカスホイールなど付属品も充実しているということで、迷わずコンボで。

機能の紹介などは、他の人がやっていると思うので、個人的な環境で気づいた点などに絞って初見レビューしてみます。

RS2とRSC2

RSC2という軽量版も同時発売されているが、こちらはブロガー向けというか、フットワーク重視というか。バッテリー部分を含めて折りたためるという収納性は良かったのですが、バッテリーが交換できないのと、どっちみち耐荷重で不便になりそうなので大きい方(RS2)を迷わず選択。あと、RSC2は別アクセサリーなしでローアングル用にグリップをパカッとできるのもいいですね。

ただ共通して言えるんだけど個人的にこの赤いラインはあまり好きじゃないんだよなぁ。真っ黒にしてほしかった。

フォーカスホイール

コンボセットだとフォーカスホイールが付属していて、本体グリップ上部のダイヤルで操作できて便利!元祖Ronin-Sのときのフォーカスホイールアクセサリー等と併用すればズームの操作もできそうです。

ただ、Ronin-Sで使っていたフォーカスホイールのロッドが直径15mmに対して今回12mmになっており、しかも100mmの短いロッドしか付属してこないので、別途この鉄の棒を購入しないと、長いレンズでは使えません。SIGMA Art 18mm-35mmのフォーカスリングには届きませんでした。(長いロッドもコンボセットに入れて~;)

録画開始ボタン

bmdpcc 6kでの運用において、RS2本体の録画ボタンを使おうとしたが bmdpcc 6kのUSB-Cが外付けSSDで使われてしまっている為、 RS2とbmdpcc 6kの連携ができない気がする。あれ?これどうすればいいんだろう。調査中。

SuperSmoothモード

今回、RS2の購入を後押ししたのがこの機能。Ronin-S時代は水平は保たれるが、やっぱり縦揺れというかドローンレベルのスムース感が厳しかった。視聴者にカメラを意識させないシーンは、忍者バリにジンバル歩きを極めるしかないw

SuperSmoothモードを使ってみた感触としては、だいぶ揺れが軽減されている印象!これは個人レベルの映像業界のクオリティ水準が上がるのではないでしょうか。今後、実際の映像サンプルをアップしていきます。

2層式カメラマウントプレート

今回、マウントプレートが2層式になりArca SwissとManfrottoの両ブランドの規格に対応できるようになったということで、非常に有難い!RS2からパパッと3脚・1脚に素早く載せ替えれるフットワークの軽さが実現できそうです。

bmdpcc 6kへの電源供給

Ronin-Sのときに使用していたバッテリーから電源供給するケーブルが端子が変わったので、使えなくなってしまった。RS2は基本USB-Cに統一された感じ。USB-Cとbmdpccアダプター(Alvin’sケーブル?)を繋ぐケーブルが、まだあまり売っていないようだが、これから出てくるのだろうか

軸ロック

各軸をそれぞれロックできるようになりました。これ、なにげに重要でRonin-Sは移動中などブランブランしてしまって、傷がついてしまいました。簡単なスイッチ一つでカチッとロックできるので、移動・収納時も安定します。

まとめ

いろいろ問題もあるが、個人的な環境によるものが多いし時間とともに解決される模様。初見レビューの結論を言えば、RS2は買いだと思いました。確実にRonin-Sの短所が改良された継承モデルである印象です。重量も軽くなり、長時間の撮影にも優しいです。機会があれば実際の映像サンプルもアップしていこうと思います。
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