BMPCC 6Kで初めての街撮り。イルミネーション「湘南の宝石」in 江ノ島

江ノ島「湘南の宝石」
BMPCC 6Kを導入して初めてのテスト撮影ということで地元神奈川は江ノ島で毎年恒例のイルミネーション「湘南の宝石」に行ってきました。

Blackmagic RAW

カウンターウエイトが届いたので、Ronin-Sに乗せて夜の江の島へ。暗部の撮影を特に試してみたかったので、イルミネーションという被写体は最適でした!とうぜんコーデックはBlackmagic RAW。今までFHDしか扱っていなかった私にとって、テストは正直4Kで十分なのですが6KでしかBlackmagic RAWが使えない(4KはProResのみ)ので仕方なく6Kを選択。

厳密にいえばBlackmagic RAWを使える解像度は、6Kの他に5.7K 17:9、3.7K Anamorpic、2.8K 17:9などあるのですが、画角がクロップされちゃうのでとりあえず無し。フレームレートは24で500GのSamsung外付けSSDをつなげていても、撮れる時間は数十分程度。Blackmagic RAW 3:1で撮りたかったけど、いろいろ撮りたかったので12:1で。それでも江の島をぶらぶら撮影しただけで200G超えしてビックリ!自宅PCに入りきらず、不要ファイルをいろいろ整理する破目に。。今さらながら動画の世界の恐ろしさを実感しましたw。

感触

今回は風景の移動撮影がメインだったので愛用しているSIGMAのArt18-35mmでなく、あえてSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMの広角で挑んだので、次回はArtレンズの解像感を試したいところですが、とりあえず暗部と色のレンジは半端なし!下の作例を見て頂けるとわかりますが、ただの街ブラ撮影も映画のようになります。OSIRISのM31というLUTを当てるなどの簡単なカラーグレーディングはしていますが、これは逆を言えば誰でも映画のように撮れるという時代がやってきたということなので、私のようなビデオグラファーを名乗るものとしては、単に「綺麗な」映像を撮るだけではダメだという事でもあります。

作例

機材 Blackmagic Pocket Cinema 6K/SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM/dji Ronin S
編集 Davinch Resolve 16
BGM https://dova-s.jp/
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